Q &A

よくあるご質問

質問
質問

Q1.近視は治らないのでしょうか?

回答
回答

A1.小学校低学年に多い仮性近視の段階ですと、生活上の指導や訓練によって多少良くなる可能性はあります。しかし小学校高学年以上の所謂普通の近視については、訓練することによって治ることはありません。

質問
質問

Q2.眼鏡は早くから掛けた方が良いのでしょうか。

回答
回答

A2.眼鏡の装用によって、近視の進行が促進されるので、出来るだけ遅らせた方が良いです。

ただ日常生活に支障があると困りますので、適当な時期にかけ始めた方が良いです。

ただし最初は必要最小限(授業中等)に留めるべきです。

質問
質問

Q3.近視が強く、レーシックを受けたいのですが、リスクはありますか

回答
回答

A3.今日近視矯正としてのレーシックはかなり普及しています。 また危険性も減っていますので、裸眼視力を要求するような職種(競艇や競馬の選手、プロ野球選手等)は受けても良いでしょう。普通の人が受ける場合には老眼の発症が早くなりますので、中年になって老眼鏡を掛ける時期が早まります、また眩しさや涙目等の副作用が出ますので、ご自分の生活設計を考慮しながら決めて下さい。

白内障について

質問
質問

Q1.白内障は治らないのでしょうか?

回答
回答

A1.治りません。白内障の進行を抑える薬はありますが、これを治す薬はありません。

また予防法もこれと言ってありません。

質問
質問

Q2.白内障に効く薬はないのでしょうか。

回答
回答

A2. 白内障を治す薬はありません。

少しでも進行を抑える目薬がありますので、白内障が軽い間は薬で治療して頂きます。

質問
質問

Q3.白内障の手術の時期はいつですか。

回答
回答

A3.白内障の手術の時期は原則としてご本人に決定して頂きます。

その人の生活様式あるいは仕事の内容によって様々だからです。運転免許を持っている人であれば免許が取れなくなれば手術になります。

持っていない人であれば生活上不自由を感じた時(テレビが見にくい、新聞が見にくい)が

手術時期になります。視力の目安としては矯正視力が0.5以下ですが、それも参考の数値であり最終的にはご本人に決めて頂きます。

質問
質問

Q4.白内障手術をしてもまた将来見にくくなると聞きましたが。

回答
回答

A4.白内障の手術は一回きりです。確かに術後何%かの割合で後発白内障と称してレンズを包んでいる透明の膜が濁ることがありますが、これは外来でレーザーで簡単に治療ができます。また、確かに年数が経つにつれて視力が衰える方がおられますが、これは眼内レンズが問題ではなくて、網膜を含めた目全体の老化が原因であることが多いです。白内障が再発することはありません。ただ眼内レンズを入れた目は、普通の目に比べると弱いので激しい打撲であるとか、強く目を圧迫する習慣がある方に時折眼内レンズの脱臼が見られ再手術をすることがあるので注意して下さい。

緑内障について

質問
質問

Q1.緑内障は治らないのでしょうか。

回答
回答

A1.緑内障ははっきりした原因が分からない病気であり、白内障などと違って根本的に治ることはありません。したがって緑内障になれば一生目薬か手術による治療を続けなければなりません。

質問
質問

Q2.緑内障の治療法はどんなものですか。

回答
回答

A2.原則として薬物治療です。最近は非常に良い目薬が次々と開発されていますので、早期発見されれば一生目の機能が衰えることはありません。ただ緑内障が進行してしまうと目薬だけでコントロールできずに手術をしなければならない場合もあります。したがって、緑内障は早期発見、早期治療が望ましく、そうすれば全く怖い病気ではありません。

質問
質問

Q3.検診で緑内障の疑いと言われましたが、大変心配です。

回答
回答

A3.今日検診が普及し緑内障の疑いを訴えられて受診される方が多いです。

大抵の場合は全く問題はありませんがごく一部に緑内障の疑いを持たざるをえない方がおられます。ただそういう場合も検診で見つかる段階ですとかなり早期ですのですぐ治療を始めれば将来に渡って目の機能は衰えません。

■緑内障検診

今日緑内障に関する診断技術は大変発達しており、自覚症状が出るかなり前から早期発見できますので緑内障の検診はぜひ定期的に受けられることをお勧めします。そしてもし疑いを持たれたら精密検査を受け、それでもやっぱり疑いが晴れなければ早期の薬物治療を開始して頂くべきです。そうすれば一生目の機能は保たれてなんら心配はいりません。ただ放置されて進行した段階で治療を始めても薬物治療、手術治療を問わず予後は楽観できません。早期発見、早期治療が原則です。

ほりお眼科内科